現逃劇場
運営スタッフの中村です。
2本目のインタビューは現逃劇場さん。宝塚北高校OB・OGにより結成されて劇団です。
作演出の藤井颯太朗さんを中心にお話を伺いました。
京都学生演劇祭で観客票1位を取り、全国学生演劇祭への出場が決まっている幻灯劇場。
その大阪支部である現逃劇場の成り立ちなど、とても興味深い話を聞くことができました。
◎劇団を作ったきっかけは?
「高校の顧問が厳しくて、内容がダメだとかで5回も上演中止にさせられた」
そんなことがあり、別に高校でやる必要はないと思い、藤井さんが高校時代に幻灯劇場を立ち上げたそうです。
そんな幻灯劇場の大阪支部、現逃劇場は今回の大阪短編学生演劇祭が旗揚げです。
藤井さんの高校の後輩が中心メンバーのようで、大阪に住んでいると京都まで稽古に来るのが大変だ、と。
そこで演出の藤井さんが大阪に行けばいいとのことで、大阪支部を作り、今回の演劇祭に参加することになったようです。
◎劇団のルーツである宝塚北高校
演劇科のある宝塚北高校に進学した理由はさまざまで、
「人と違うことがしたかったから」「演劇がしたかったから」「オープンキャンパスを見て凄かったから」などなど。
演劇の授業、というのがあるわけではなく、劇表現という授業があるそうです。
一般公開のしていない卒業公演をピッコロシアター大ホールで行うなど、特殊な取り組みが少し話題にもなったようです。
◎劇団の目指すもの
「大衆性、革新性、民族性」
みんなに受けて、自分たちにしか出来なくて、そして新しいことが出来たら。
今回上演する『生け贄』という作品も、
わかりやすいことをしている、かつ、話している言葉とは別のテーマが見えてくる。
そんな作品だそうです。
演劇を観たことがない人にはコントとして楽しんでもらえる。
演劇をよく観る人にはそこからテーマを見いだしたり、解釈をしたり、そんな楽しみ方も出来る。
いわゆる実験演劇的なものを感じさせる作風ではありませんが、そこには確かに演劇と真摯に向き合うまなざしを感じました。
大阪での第一歩、ぜひ目撃してください。

